Recycling-oriented Society

循環型社会

サステナビリティ - ESG

本社屋における取り組み

お台場の本社屋では、社内のペーパーレス化や取材テープの再利用の推進等により、総廃棄物量の削減に努めております。また、社屋食堂で出た水をトイレ洗浄水(中水)として再生利用することで、水資源の削減に努めています。
さらに、フジテレビでは、2000年10月からメーカーとノウハウを共有しながら、廃棄ビデオテープのリサイクルを行っています。フジテレビで発生するビデオテープ(VHS、ベーカム、D2等、ハードケース含む)は館内で消磁作業後、障がい者就労支援施設に依頼し、各パーツを分解分別した後、リサイクルに回しています。

  2017
年度
2018
年度
2019
年度
2010
年度
2021
年度
2022
年度
総廃棄物量(t) 1,468 1,266 1,246 934 841 699
廃棄物リサイクル量(t)※1 1,438 1,261 1,246 929 840 698
リサイクル率(%) 97.9 99.6 99.4 99.5 99.9 99.8
水使用量(m3) 178,700 136,676 134,292 102,695 102,970 96,518
再生水製造量 (m3)※2 16,231 13,146 15,731 8,356 7,075 9,960

※1:フジテレビから発生するビデオテープについては、ゴミ分別、産業廃棄物排出量には計上されていません。
※2:水使用量には再生水使用量も含みます。

番組制作における取り組み

環境に優しい番組づくり

2021年1月、フジテレビ・BSフジ・ニッポン放送は3社連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」を立ち上げ、 持続可能な開発目標「SDGs」をテーマにした数々の企画や番組を放送しています。
その番組制作過程では、規格外で本来破棄される花(ロスフラワー)や再生布をセットや衣装に用いるほか、紙台本ではなくタブレットを使用し、従来スケッチブックで出していた指示をモニターに表示するなど「省資源」にむけた一層の取り組みを行っています。『地球HEROES~楽しく地球を救っちゃおう~』では、スタジオセットを廃棄ゴミで作る斬新な演出により、サステナビリティとコストの削減を両立させました。

写真左:廃棄ゴミでできたスタジオセット
写真右:カンペがわりのモニター
(『地球HEROES~楽しく地球を救っちゃおう~』2021年3月7日OA)

番組セットの廃棄一括処理

番組のセットは大規模なものも多く、それを解体する時には、かなりの量の廃材が出ます。
フジテレビと美術制作会社であるフジアールは、産廃リサイクルに積極的に取り組んでいる業者と契約をし、廃材処理を一元化することでリサイクル率の向上を実現しています。

オフィスビル・ホテルにおける取り組み

水資源の有効利用サンケイビルが保有するオフィスビルや商業施設等では、雨水・厨房排水の再利用や節水型器具の採用による節水など、水資源の有効利用と環境に配慮した水の循環および節水を推進しています。

資源を無駄にしない開発サンケイビルでは、今ある資源を大切にし、既存の躯体を生かすことによって解体に伴う廃棄を極力減らす方法(コンバージョン方式)を採用して、ゲストハウス型ホテル「GRIDS京都 四条河原町」を開発しました。施工の時には、廃材を極力出さず、エアコンや水回り、エレベーターは設備点検の上で再利用するなど、資源を無駄にしない開発に取り組んでいます。
さらに、新たなワークスタイルを提供するため、ゲストハウス型ホテル2棟をスモールオフィスへと、再度コンバージョンを行いました。”ただ働くだけの場所ではない。働く場所が憩いの場所となる。温かく、ゆったりと、EASYなワークスタイルを実現するワークプレイス”へと生まれ変わります。

フードロスの低減

グランビスタ ホテル&リゾートでは、持続可能な未来の実現にむけて、フードロスの低減に積極的に取り組んでいます。
同社が運営する札幌グランドホテルでは、「フードロスPROJECT」を立ち上げ、店舗での食品の廃棄を減らす取り組みをスタートしました。パンやケーキ、焼き菓子など、当日の在庫状況に応じて、閉店1時間前より30%〜40%の割引で販売することで販売を促進し、廃棄を減らしてフードロスに繋げています。
また、ホテルインターゲート京都 四条新町では、京都市が実施している「しまつのこころ条例」の趣旨を踏まえ、特に優れた2R(リデュース・リユース)活動に取り組む事業所が認定される「2R特別優良事業所」に認定されました。利用人数を詳細に把握しキッチンとの連絡を密にすることで、朝食ブッフェで適切な量の料理を提供するなど、様々な工夫で食材の無駄を減らし、ゴミの軽減に努めています。

その他、ホテルにおける環境への取り組みはこちら

Page Top