Social Contribution Activities

社会貢献活動

サステナビリティ - ESG

当社グループは、放送・映像音楽・通販・広告・出版・都市開発・観光など幅広い領域で事業を展開するメディアの集合体であり、SDGsへの貢献をはじめ、より良い社会の実現のためにグループをあげて様々な社会貢献活動を行っています。

SDGsの課題解決に向けた社会貢献活動

映像・エンタテインメントを通じた取り組み

当社は2018年4月に国連グローバル・コンパクトに署名し、「企業が社会の持続的成長を実現するために責任あるリーダシップを発揮する」との主旨に賛同を表明しました。また、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送、仙台放送、扶桑社の5社は「SDGメディア・コンパクト」 に署名しています。メディアの発信力を生かして世界の現状と課題を伝えることで、国民の皆様の未来に向けた行動に資する情報を提供してまいります。

楽しくアクション!SDGsフジテレビ、BSフジ、ニッポン放送の3社は2021年1月に、地上波テレビ、BSテレビ、ラジオの3つのメディアが連動した「楽しくアクション!SDGs」プロジェクトをスタートさせました。音楽・バラエティ・情報番組等の企画を通じて、継続的にSDGsを推進してまいります。

手話フェス for SDGsフジパシフィックミュージックでは、誰もが同じようにエンターテインメントを楽しめる社会の実現のために、歌、ダンス、手話という新しい表現方法で伝える自社所属のパフォーマー「HANDSIGN」とともに「手話で広がるエンターテインメント」をテーマにした取り組みを2014年から行っています。

2022年、日本初となる「音楽」「ダンス」「お笑い」全てに手話を取り入れた音楽イベント『Song of Sign vol.1~夏フェス×手話 for SDGs~』を、HANDSIGNの地元・神奈川県平塚で開催し、大盛況となりました。
2年目となる2023年は『Song of Sign vol.2~手話フェス for SDGs~』に加えて、新たに『とっとり手話フェスLIVE 2023』も開催。地元平塚と、日本で初めて「手話言語条例」が成立し“手話の聖地” と呼ばれる鳥取県の2か所での手話フェス開催が実現しました。

本イベントは、手話パフォーマンスを通じた交流の推進および地域の活性化に寄与することを目的にしています。
今後も、聴者と聴覚障害者が互いに歩み寄ることができるまちづくりと、全ての人々が楽しめるライブ空間を追求し続けていきます。

顕彰制度を通じた取り組み

芸術の分野で優れた功績をあげた方に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」では、1988年の創設時から、フジテレビをはじめグループ各社が様々な面で運営サポートを続けています。
また環境問題に熱心に取り組む企業や団体を顕彰する「地球環境大賞」では、当社グループの多くの会社が運営に参画し、地球規模での環境保全や循環型社会の実現をめざす活動を応援しています。

災害報道と支援活動

公共性の高いメディアとして、震災等の災害報道は重要な使命です。国民の命を守るための正確な報道と、迅速な情報発信のための即応体制の維持、そして災害の記憶を風化させないための継続的な報道につとめます。また取材にあたっては、被災した方の心に寄り添うことを心がけてまいります。
フジテレビでは地上波テレビのニュース・情報番組に加えてニュースサイトFNNプライムオンラインを通じて発災時のライブ配信、オンデマンド配信、文字情報による記事配信など被災地において入手しやすい多様な形で情報を提供しています。
また、ニッポン放送では毎年、防災の日を中心に訓練放送を実施し、独自の災害情報ネットワークである『学校安否情報』の模擬放送、『お勤め先安否情報』の受付訓練を行っています。

都市開発・観光ビジネスを担うサンケイビルでは、テナントの従業員の方々に参加いただいての防災訓練を定期的に実施し、地域の防災に貢献しています。また通販ビジネスを担うDINOS CORPORATIONでも、カタログを通じてお客様のご購入に応じた寄付を行うことで災害支援に取り組んでいます。

地域の活性化

再開発ビジネスにおける取り組み

総合不動産デベロッパーであるサンケイビルでは、老朽化したビルを段階的かつ連鎖的に建替えていく大手町連鎖型都市再生事業や、お台場地区にさらなる賑わいを創出した「ダイバーシティ東京」の開発、豊島区の旧庁舎と豊島公会堂の跡地活用事業において、オフィスと、8つの劇場を備えたアート・カルチャーが融合する劇場都市「Hareza(ハレザ)池袋」を開発するなど、街をアップデートする大規模な再開発に共同事業者として参画し、地域の発展と新たな賑わいの創出に貢献しています。

『Hareza池袋』

須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業神戸市が進める「須磨海浜公園・須磨海浜水族園再整備事業」において、サンケイビルが主な事業者に選定されました。再整備にあたっては、「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げ、多様なつながりと交流を生む施設づくりに取り組んでいきます。
本プロジェクトでは、同じく事業者に選定されたグランビスタ ホテル&リゾートの、鴨川シーワールドにおける経験を活かし、エンタテインメントやエデュケーションの要素をさらに発展させた “エデュテインメント(楽しみながら学ぶこと)”施設として、大人も子どもも楽しみながら海洋生物の知識を得られる場を目指しています。

京町家の保存と再生京都では、伝統的な町家建築の保存が地域の課題となっています。サンケイビルのデベロッパーの知見を活かして町家を宿泊施設として保存・再生することにより、京都ならではの景観の保存に貢献しています。
また、全国でホテル運営実績を積み重ねてきたグランビスタが町家の運営維持管理を担い、質の高い町家への宿泊体験をご提供しています。

『京都二条 さわら木の宿』

空港運営事業サンケイビルは、熊本と北海道の空港運営事業に参画しています。コンソーシアム構成企業や地元と協力しながら、各空港の発展と地域の活性化に貢献してまいります。

『リニューアル後の熊本空港イメージ』

ホテル・観光ビジネスにおける取り組み

グランビスタ ホテル&リゾートでは、「地域の価値で、未来を変えていく。」を企業ビジョンとして掲げ、各地のホテルでその土地ならではの魅力を積極的に発信しています。
ホテルが提供するサービスを通じて、地域の伝統文化の継承や自然・食文化の発展に寄与することで地域の価値向上に貢献しています。

地域の魅力に触れる価値体験型ホテル「インターゲートホテルズ」サンケイビルとグランビスタの共同開発によって生まれた「インターゲートホテルズ」では、地域の文化を取り入れたホテルの内装デザインや、地域の伝統産業を体験できるワークショップを開催するなど、地域と旅行者が繋がる空間を提供しています。

「インターゲートホテルズ」の取り組みはこちら

GRANVISTA Hotels&Resorts公式チャンネル

自然栽培自社農園「GRANVISTA FARM SAPPORO(グランビスタファーム サッポロ)」札幌パークホテルでは、農薬や肥料を一切使用しない木村式農法で自社農園を運営し、食の安全とその大切さを学ぶ場にしています。ホテルのレストランでは、農園で収穫した野菜を使用したメニューを提供することで、自然栽培に取り組む地元の生産者を支援するとともに、グランビスタの食材に対する考え方を広く発信する取り組みを行っています。

映像音楽ビジネスにおける取り組み

ポニーキャニオンでは、音楽・映像・映画・アニメ・イベントなど、長年培ってきたコンテンツ制作・宣伝ノウハウを活用して、地域活性化活動の多様なニーズに応えています。
府省庁、自治体、地域団体と連携しながら企画立案、取材、制作、プロモーションまでワンストップの体制を整え、様々な企業との協業体制を構築するなどエリア活性化の一助を担う事業を展開しています。

出版ビジネスにおける取り組み

当社グループの総合出版ビジネスを担う扶桑社では、雑誌が持つ企画力と編集力に加え、さまざまな媒体を運営し幅広い読者層を持つ強みを生かして、地方創生のプロモーションを行っています。

『ESSE』や『SPA!』などの雑誌やムックを活用し、名品・名所・観光を誌面でアピールするほか、大手旅行会社と連携して地域の魅力を体験できるツアーなども企画しています。

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